代表あいさつ

　弊社は、北海道津別町で農業を営んでいます。津別町の人口は4600名で、町全体で約5000haの農地があり、農家戸数は約150戸です。
　　

　2012年、それまでは個人事業主として営んでいた農家3戸が集まり、複数戸法人として設立しました。長年、津別町の人口減少や人口流出は止まらず、新規就農も少ない中で「農業の担い手不足」は根深い課題です。

　私たちが日々農業を営めるのは、先人たちの努力があってこそです。それを引き継ぐ私たちには「先祖代々、受け継いできた農地を余らせてはならない」という信条と責任感があり、地域の農地を畑として有効活用することも大切な役割であると考えています。

• 新しい作物への挑戦

現在、畑作三品と言われる「ビート・じゃがいも・小麦」が主要な生産作物となっておりますが、これらはほとんど加工用の原料として使用されています。生産者としては「希来里ファームで育てた作物は美味しい」と評価されたいですし、どりーむふぁーむプロジェクトの取り組みを強化させながら、ブランド価値を高めたいと考えています。

• 農業の担い手を増やしたい

農業の担い手不足が大きな課題となっていますが、「農業は休みがなくて過酷な仕事」というイメージが先行し、新たな人材の獲得は困難を極めています。株式会社として法人化した以上、福利厚生を充実させるとともに、多くの方が長期的に働けるような職場環境を築きたいですし、しっかりと利益を確保しながら企業としての強い財務体質を築きたいです。

代表取締役社長　中山　和彦

会社概要